姫次山行 [山]
2017/4/02 丹沢の姫次に登った。
メンバーはリーダーとキッシーそして私の3名。
コースは
青根→青根分岐→黍柄避難小屋→青根分岐→姫次→八丁坂の頭→青根
姫次には今回で三回目になる。
初めてここを訪れたのは2012/2/4蛭ヶ岳山行。
前回は2013/2/23袖平山山行の時。
いずれも冬に訪れている。
冬の姫次は私のお気に入りです。
今回は、青根から黍柄山に向かい、もどって、姫次に向かう予定だった。
登山口に何とか一台だけ開いた駐車スペースに車を止めて林道を歩き出した。
前日の雪で標高が上がると林道も雪が多くなってきた。
モノレールの格納庫で休んでいると木の上から雪が落ちて来た。
危なかった。
ここからの登りがつらい。
何人か歩いていてトレースはしっりしていた。
休みながらゆっくり登った。
青根分岐から黍柄山に向かった。
ところが、ここから雪が深い。
トレースはあるが、一人だけ。
しかもこのトレース歩幅が長く、私の短足では届かない。
黍殻山までは目と鼻の先だが、体力を消耗しそうだ。
リーダーの提案で、避難小屋で早お昼にすることになった。
黍殻避難小屋はリニューアルされていた。
5年前に来たときは直径1m以上の大きな蒔きストーブがあったが、その場所には綺麗なテーブルが置かれていた。
昼食をしながらミーティング。
計画は黍殻山から戻って、姫次に向かう予定だったが、黍殻山をカットして姫次に向かうことにした。
キッシーはヒップそりで小屋の外でシリシェード。
シリシェードするにはいい斜面だ。
避難小屋で青根分岐に戻るとトレースができていて歩きやすかった。
緩やかな勾配を時間をかけて姫次まで歩いた。
意外と時間が掛かった。
天気のいい時はでっかい富士山が見えるのだが、眺望はいまいちだった。
姫次ではソロの人と5人組のパーティーが休憩してた。
5人組のパーティーの人が話しかけてきた。
前日、青根から姫次を経由して悪天候の中ワカンとスノーシュが1組ずつしかなくラッセルをしながら蛭ヶ岳に向かったそうだ。
5人のうち3人が初心者。初心者のうち2名が女性。そのうち一人が初登山。
初心者の男性の膝が痛み出し、ペースが遅くなり、蛭ヶ岳の山小屋に着く前に日が暮れ、小屋の場所が分からず遭難寸前だったそうである。
やっと携帯電話で小屋に連絡がつき、小屋でランプをつけてくれて、やっと小屋の位置がわかり、難を逃れた。
初心者の女性の話では「死にたくない。生きたい。」と思っうほど追い詰められた状態だったそうだ。
説教したい気持ちを抑えて、聞いていたが、あまりに無謀だ。
先日高校生が雪崩に巻き込まれたばかりじゃないの。
姫次から戻り、八丁坂の頭から青根まで下った。
3月は山登りを予定していた日に天気が悪く山に行かなかった。
久しぶりの山歩きで疲れた。
青根「いやしの湯」に浸かり疲れを癒した。
2017-04-10 00:20
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コメント(6)
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>説教したい気持ちを抑えて…
同感です。リーダーの計画性を疑いたくなります…
by よしころん (2017-04-10 18:11)
あらら~
かなり無理な登山ですね。
初登山の人、もう山はこりごりなんて
ことにならないでしょうかね。
by nousagi (2017-04-10 19:54)
よしころんさんへ
天候の判断、メンバーの体力の把握、装備、このリーダー最低と思いました。
by ロバ (2017-04-10 21:27)
nousagiさんへ
初登山の人、これで懲りてくれればいいのですが。
今後、このメンバーと行動しているととても危険だと感じました。
by ロバ (2017-04-10 21:31)
危険ですよねぇ。
かなり参ったのではないですか。
初心者にね。
by ひろたん (2017-04-15 17:38)
ひろたんさんへ
他人が登れても自分が登れるとは限らない。
その時の天候や、体力や経験がが違う。
私なら、引き返していたと思います。
by ロバ (2017-04-16 08:56)