赤湯温泉から苗場山山行 [山]
8/16前泊して8/17~18赤湯経由で苗場山へ登った。
メンバーは私と大学時代の友人A君。
ルートはA君の企画で赤湯から苗場山。下山は赤倉山経由赤湯温泉。
天気を心配したが、現地で天候が回復するのを確認して決行した。
天気は山頂近くで少し雨に降られたがまずまず。
林道の小火橋に車を止め歩き出す。
鷹ノ巣峠を越えて、歩き出して2時間で赤湯温泉山口館に着く。
フクベ平のブナが美しかった。
昌次新道は長い登りが続く。
深穴岩からシラソビ廊下を経て鎖場を通過して湿原に出るまで1時間50分掛かった。
小雨が降ってきて合羽を着たり脱いだりで時間をロスしたが、コースタイムをかなりオーバーした。
苗場山は2005年の9月に登っているが、その時は和田小屋からの日帰りでゆっくり苗場山の湿地帯を楽しむことが出来なかった。
今回は山頂で山小屋に一泊した。
湿原の夕日や星、朝日を期待したが、天気がいまいち。
でも、出発時刻には晴れだし、苗場山の湿原は素晴らしい景色をみせてくれた。
百名山だというのに登り下り山頂でも小屋番以外誰にも会わなかった。
この日は私と相棒のA君が苗場山を独占した。
赤倉山経由で下山した。
このコースは歩く人が少なく、藪が茂っていたが、道は判り迷子になることはなかった。
赤倉山から赤湯温泉に下山し赤湯温泉山口館にもう1泊した。
赤湯温泉は林道の終点(小日橋)から徒歩2時間の秘湯。
電気のないランプの秘湯。
(発電機はあるようだが普段は燃料を抑えるため使っていないようだ)
この赤湯温泉は相棒A君がかねてから泊まりたい山小屋で念願かかなったとのこと。
小屋では初めは息子さんが対応してくれたが、すぐに親父さんとリレーした。
「今日は息子の彼女が来るので息子が迎えに行き、私とチェンジした」と、親父さんお話し、親父さんも嬉しそうだ。
電気や電話、もちろん携帯がつながらないこの山小屋に彼女が来る。
そこから、車が通れる林道までは2時間歩き、さらに車で湯沢の駅に迎えに行く。
熱い。温泉より熱いぞ。
息子さん提案で明治に建てられた宿を今年九月までにリホームするそうだ。
赤湯温泉の親父さんがランプの下でいろんなお話しをしてくれた。
赤湯温泉山口館室内
沢沿いの露天風呂で、玉子湯、薬師湯、青の湯(女湯)源泉が3つある。
客は我々しかいないので温泉を独占。
玉子湯
今年9月には新館が完成するそうだ。
リホーム中の山口館
相棒のA君はまた来年も赤湯温泉に行きたいと言っていた。
私も同感である。
2017-09-14 06:37
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コメント(2)
フクベ平のブナや湿原の花が綺麗ですね。
山の秘湯赤湯温泉、いい雰囲気ですね。この温泉にも行きたいのですが、数年前のように歩けなくなった今では、昌次新道の登り・下りが大変なので苗場山には登らないで赤湯温泉だけの往復なら行けそうです。(苦笑)
by ヴェール (2017-09-14 20:39)
ヴェールさんへ
私でも登れたので、山頂で一泊すれば大丈夫ですよ。
赤湯温泉だけでもちょっとしたハイキングが楽しめます。
by ロバ (2017-09-15 18:01)